表を結合した後に行が増えても、すべてが誤った重複とは限りません。一つの対象に複数の明細が対応している場合があります。まず一行が何を表すかを確認してから処理します。
一行の単位を確認する
対象一覧は一対象につき一行、履歴表は一回の記録につき一行、という違いがあります。同じ識別子が履歴表に複数回現れることが正しい場合もあります。列名が一致しているだけで結合の関係を決めないようにします。
架空の対応例
| 対象一覧の識別子 | 履歴表の対応件数 | 結合後に確認する点 |
|---|---|---|
| 甲 | 複数 | 履歴の分だけ行が分かれるか |
| 乙 | 一件 | 対応する履歴が正しいか |
| 丙 | なし | 結合方法で残るか消えるか |
具体的な件数は元データで確認します。結果の行数を都合のよい想定へ合わせるために、重複削除をかけないことが大切です。
結合前の確認
識別子の空欄、表記揺れ、先頭のゼロ、前後の空白を調べます。片方で識別子が重複していないかだけでなく、その重複が業務上正しいかも見ます。両側で複数行ある場合は、想定以上に組合せが増えないかを確認します。
処理依頼の型
一覧の一行は[対象の単位]、明細の一行は[記録の単位]です。結合前に識別子ごとの件数を確認してください。行数が増えた場合は理由を一覧にし、無条件で削除しないでください。
結合先の情報がない行を残すかどうかも指定します。名称の似ている対象を、同一として自動で結び付けないようにします。
結果の検算
対象ごとの元の件数と結合後の件数を照合します。金額や数量が一覧側にあると、複製された値を再合計してしまうことがあるため注意します。集計する単位が変わっていないかを確認します。
合計が増えた場合の例
架空の例として、一覧にある対象全体の金額が、明細ごとの行へ繰り返されたとします。繰り返された金額を合計すれば、元の合計と意味が違います。金額が一覧全体の値か明細の値かを確認し、どの単位で集計するかを決めます。増えた行を削るだけでは、この問題の原因確認になりません。
関連する手順
重複削除の前に確認することと照合のチェック項目を併せて使えます。

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