請求書と納品書の合計が一致しないときは、合計値を変更して合わせる前に、集計した期間と明細の対応を確認します。差額だけで原因を決めず、どの書類を含めたかを追える形にします。
私は請求書の整理で、請求合計と納品書合計を照合する条件を指定しました。この記事は、その条件を確認するための記録表です。実際に差異が起きたという報告や、会計・税務処理の判断を示すものではありません。
比較している範囲をそろえる
最初に、両側が同じ期間と対象を表しているかを確認します。
| 確認対象 | 記録する内容 |
|---|---|
| 対象期間 | どの日付を基準に含めたか |
| 対象の書類 | 書類の種類と照合先 |
| 合計の定義 | どの項目を合計したか |
| 数量や金額の単位 | 同じ意味で比較しているか |
| 未処理 | まだ確認できていない書類 |
対象月の決め方が違うだけでも、比較範囲が変わります。月末と月初の扱いは、伝票の対象月を分ける手順で整理しています。
合計から明細へ戻る
合計の差を見つけたら、対応する明細を一覧にします。一方にしかない書類、同じ書類が複数入っている状態、金額が異なる行などを分けて確認します。
請求側の明細:
納品側の対応:
一致/未一致/複数候補:
確認した差異:
元資料の参照先:
次に確認すること:
番号が不明な場合、似た名称だけで結び付けません。元資料や担当者への確認が必要なら、その状態を残します。
一致しない原因を差額だけで決めない
同じ差額でも、書類の不足、重複、集計対象の違いなど、複数の可能性があります。見つけた差異と、原因として確認できたことを分けます。
- 書類が見つからない
- 同じ書類を複数回含めた可能性がある
- 対象期間の扱いが違う
- 元資料と転記値が一致しない
- 合計する項目の意味がそろっていない
これは調べる候補の例です。特定の修正を行えば解決すると決めつけず、元の記録で確かめます。
修正前後を追えるようにする
実際に誤りが確認できた場合も、何を変えたかを残します。元データや正式な書類の変更は、その運用上の権限と手順に沿って行います。
| 記録 | 内容 |
|---|---|
| 確認した問題 | 根拠となる資料 |
| 修正対象 | 集計条件、転記など |
| 修正内容 | 何をどう変えたか |
| 再照合 | 同じ範囲で比較した結果 |
| 未解決 | 残る差異と確認先 |
出力したファイルの名前と中身の対応は、請求書の保存名を整理する確認表と合わせて確認できます。
AIへ調査を依頼する文例
合計を一致させるために値を書き換えないでください。対象期間、書類、明細の対応を確認し、一致、未一致、複数候補を分けてください。原因は元資料で確認できたものだけを示し、それ以外は確認候補として残してください。
まとめ
合計の不一致は、調べる入口です。差額だけで原因を確定せず、対象期間と明細へ戻ります。
照合条件を決めたことと、正式な書類を修正してよいことは別です。根拠、変更内容、再確認の結果を残し、未解決の項目を分けて管理します。

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