手順を詳しく説明する資料と、実施したかを確認する一覧は役割が違います。長い説明文に印を付けるだけでは、何を確認したのか曖昧になることがあります。繰り返す作業の資料を作る際は、二つを対応させます。
手順書に書くこと
目的、必要な入力、操作の順序、判断が分かれる条件、止める条件を記載します。初めての人が、なぜその作業をするのか理解できる説明が必要です。画面の見た目だけに頼る場合は、更新による違いも確認します。
チェックリストに書くこと
| 項目 | 確認の形 |
|---|---|
| 入力の準備 | 対象と版を照合したか |
| 処理の実行 | 指定範囲で行ったか |
| 結果の確認 | 完成条件と一致したか |
| 例外 | 未確認や停止がないか |
| 記録 | 根拠や参照先を残したか |
これは架空の型です。「確認した」だけでなく、必要な場合は何を見て判断したかを残します。対象外の項目を未実施と混同しない欄も考えます。
対応づける方法
手順書の項目とチェック欄に同じ識別を付けるなど、説明へ戻れる形にします。チェック欄へ長い手順をすべて複製すると、片方だけ更新される可能性があります。参照先を一本化できる部分を検討します。
作成を頼む指示例
手順書は操作と判断条件を説明し、チェックリストは実施と結果の確認を記録する形にしてください。未確認・対象外・停止を区別できる欄を用意し、各項目を手順へ対応させてください。
未実施を勝手に完了へ変えないことも指示します。チェック欄が埋まっているだけで、実際に検証したことにはなりません。
更新時の確認
作業が変わったら、説明と確認項目の両方を見直します。不要になった項目を残す場合は、その理由と適用範囲を明記します。古い版を使う人がいないかも確認します。
チェック欄を作る例
架空の例として、「ファイルを開く」は操作手順、「対象期間と版が一致したか」は確認項目です。開いたという記録だけでは、正しい資料を使った証拠になりません。手順書には確認場所を説明し、チェックリストには一致・不一致・未確認などの判断を残せるようにします。

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